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2006/02/14

2才児とおっさんふたり

昼過ぎに突然電話があった。
今から息子とそっちの方に行くから一緒に散歩しないか、という。

彼の息子はとてもかわいい。
というわけで、先日天気の良い週末に、
2才児とその父、そして僕の三人で昼下がりの散歩にでかけた。

石神井川を歩いていったら、例の親子が向こうからやってきた。
息子は乳母車を降りてテケテケ歩いていて、
遠くから手を振ったら、恥ずかしそうに乳母車のかげに隠れた。

さて、2才児というのは見るもの、聞こえてくるもの
あらゆるものに敏感に反応していて、
外からの刺激にすっかり鈍くなった僕などは驚かされてばかりだ。
道端のポリバケツに貼ってあったサントリー、ボスのステッカーを
嬉しそうに指さしたり、
黒猫ヤマトの車を指さして「タッキュービン!」と立派に発音してた、
えらいものだ。
彼が特に反応していたのはヘリコプターと救急車の音で、
目をまあるくみひらいて、「パタパタ!パタパタ!」と空を指さす。
父親によると彼は普段から、とりわけヘリコプターと救急車の音だけは
聞き逃さないように気をつけて生活しているらしい。

そんなこんなで、三人で瓦せんべい食べながら、
時に歩いたり、時に乳母車に乗ってもらったりしながら、
王子のお稲荷さんに寄りつつ散歩は続く。

東十条駅の手前数百メートルは鉄道マニアにはたまらない場所だ。
沢山の線路が直線に走っていて、
疾走する高崎線や宇都宮線をすぐ目の前で見られるので
休日にはカメラの三脚が立ち並ぶ(学生の頃近所に住んでた)。
2才の彼も興奮してくれたようだった。
目をまんまるにみひらいて疾走する列車を目で追っていた。
近頃彼は新幹線マックスの左右の膨らんだ部位を「耳」とよんでいるそうだ。
鉄道マニアの才能があるね。

途中、乳母車を押すのを交代した。
慣れないと意外と難しいのね、これが。
ちょっとした段差が越えられなかったり、
溝に車輪がはまったり、
世の中の構造物の形状がいかに配慮の足りない物ばかりか
よくわかりました。

工事現場の横を通りかかった。
巨大なクレーン車を指さして、
「おっきい〜!!!かっこいいね〜!!!」と叫んだ。
やはり男の子にとって、大きい物はかっこいいらしい。
何故かはわからないが。
ちっちゃなロボットのおもちゃも頭の中ででっかくなってるんだね。

再び川沿いを歩いていたら、
やっぱり父親の考えがわかるのか、
「タクシー、タクシー」と言い出した。
さすがだ。

というわけで、親子はタクシーをひろって、
手を振りながら帰って行った。

沢山興奮したから、
その夜はさぞかしよく眠れたことだろう。
新幹線の夢でも見たかな。


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コメント

のどかだ〜実は今日私もふとその親子に
近くにいたんで突然電話でもしてみようかと
思ったところでした。
でも、あまりに突然だなぁ〜と思い止めたんですが。
おめ、次は誘えよっ!

投稿: めぐみ・ま | 2006/02/16 00:18

す、すいません〜。
いや〜ほんとすっごい突然だったんですよ。

投稿: ちが | 2006/02/16 10:35

いや…そんな真面目に言い訳しなくても。(笑)
よく考えたらあの親子と私って組み合わせで
お散歩してもそれはそれで変な絵だな…と。
おっさん二人だったから良かったんじゃあない?
微笑ましいですよ。

投稿: めぐみ・ま | 2006/02/17 00:54

それはそれでかなり面白い絵ですけど(笑)

投稿: ちが | 2006/02/17 11:54

楽しそうだね^〜^!
すごい想像ふくらむ日記でした。

投稿: マイケル・ジャクソン狂 | 2006/02/18 02:30

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