« バリウム飲んだ | トップページ | 渋谷にて »

2008/09/17

栓が抜けませぬ

検査が終わった直後に下剤をひとつぶ飲んだ。

病院の近所の図書館でひと息ついて帰ろうとしたら、
早くも駅で始まった。
こんな早いんか!効くの早すぎ!
ちょっと出てホームに上がるとまたやってきて、
あわててホームをかけおりトイレへ飛び込む。
こんなことを繰り返すこと何遍?軟便?
いつまで経ってもいっこうに電車に乗れません。
家に帰れない・・・。

なんとか家までたどり着いたものの、
肝心のバリウムの固まりがなかなか出てこない。
下剤というのは続けて飲むと効き目が弱くなるらしく、
夕方もう一錠飲むもののその日全く便意来ず。

翌朝、遙か彼方にうっすらやってきた便意を
どっかにいってしまわないように必死に呼び止め
やっとの思いでコロコロした紙粘土が少し出た。

しかしそこから全く出ない。
普段ユルユルのぼくにとっては未曾有の体験。
どんどんお腹も張ってきて不安になってきた。
検査直後に渡された紙切れにも、
バリウムがあまりに出ないと腸を塞いで大変なことになるから注意せい、
みたいなことが書いてあった。

心配になって、翌日近所の病院へ行って、
かくかくしかじか、
「あ、出ないのね、はいはい、
じゃ今度は一度に二粒飲んでみて」

翌日あっけなく出る。
が、普通便だった。

ただの便秘だったのね。


そんなこんなで安心しきっていたら、
三週間後、検査結果の通知がきた。
これがまたおそろしいことに、
「精密検査を受けてくださいな」とあった。
X線では何も見つからなかったのだが、
血清ペプシノゲン検査というのが陽性だったらしい。

で、念のため行きました、胃カメラ呑みに、じゃないや、飲みに。
ちょっとびくびくしながら。

こっちのモニターで自分の胃の中見られますから、って言われても、
そんな余裕ないです。
胃カメラってのは小指くらいの太さのチューブなんですな。
で、どのくらい入ってるかわかるように目盛りが書いてあって、
目の前に「70」ってのが見えて、ボーっとしつつも
あ〜いまワシん中に70㎝も入ってるんだ、などと思ったり。
マハロの顔を思い浮かべたり。
目の前のベテラン看護婦さんを絶世の美女だと思ってみる努力をしてみたり。
もう、気を紛らわすのに必死だった。

で、泣きながらゲーゲー言って飲んだわりには、
終わって、先生ひとこと、「全然なんともないです。」

健康ってありがたいな〜、などと思いながら家に帰り、
猫たちと遊ぶのでした。

今日酒呑んでいい?

|

« バリウム飲んだ | トップページ | 渋谷にて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 栓が抜けませぬ:

« バリウム飲んだ | トップページ | 渋谷にて »