« 新たに | トップページ | たいっへん »

2010/07/18

踊るニッパー君

梅雨もあけて東京では少し早い盆踊りや夏祭りが始まっているようで。

今日は一歳の娘を連れて町内の盆踊り大会に行ってきた。
大会といっても、昨今のご時世を反映してか櫓も組まれておらず、
30センチくらいのお立ち台の上に和太鼓がぽつんと置かれ、
カラオケにあわせて町内の和太鼓会の子供たちが交代交代に叩いていた。
櫓がないのはちとさびしい。
出店もテキヤの影は全くなく焼きそば屋やわたあめ屋のテントの上には
「区青少年健全育成委員会」と書いてあった。
どんな夜店だ。逆に怪しい。
焼きそばを買ってみる。まず町会のテントに行って「焼きそば〜」と言う。
で、200円払って「焼きそば」と書いたチケットをもらう。
で、青少年健全育成委員会の焼きそば屋に行って焼きそばと交換する。
・・・。
焼きそばもうす味でとてもヘルシーなお味でした。
夜店の怪しさもジャンクさも全く無い。

嘆くわけではないけれど、
自分はベビーブーム真っ只中の超巨大団地で育ったものだから、
夏の盆踊り大会はそれはそれは凄い盛り上がりだったと記憶している。
ま、いっか。

でも、やっぱり踊りそのものが好きだという人たちは意外と沢山いるもので、
個人的には上手な人を見ながら適当に踊っている人が好きだ。
娘も盛り上がっているようで、ベビーカーの上にくくりつけられながらも
和太鼓のビートに合わせて手足をびゅんびゅん振り回していた。

そんななか、難しそうな八木節を華麗に踊るお爺さんがひとりいた。
姿勢も仕草もシュッとして綺麗でステップもグルーヴしてる。
腕を返す時の一瞬のタメも曲のハネとぴったんこだ。
浴衣もきまっててかっちょいいな〜と思ってよく見たら、
な、なんとその浴衣、肩のところに蓄音機を覗き込むビクター犬(ニッパー君)
がプリントされているではないか!
ただ者ではない!
ひとりで勝手にドキドキしてしまった。
話しかければよかった。
明日近所ですれ違っても絶対わからんわ。
来年も会いたい。

もうひとつ印象的だったのが、
曲が変わるたびに、進行係のおじさんがマイクで、
「んじゃ次、炭坑節入りま〜す」
みたいに言うんである。
「入りま〜す」ってのが業界用語みたく聞こえて面白かった。

20年後くらいの盆踊りはダブとかかけて、
町内でチルアウトしてたら面白いね。
「んじゃ次、マッドプロフェッサー入りま〜す」


|

« 新たに | トップページ | たいっへん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87268/48910411

この記事へのトラックバック一覧です: 踊るニッパー君:

« 新たに | トップページ | たいっへん »