修理その後
各楽器が無事に帰ってきました。
みなこれまでにないほど良い修理・調整をしてもらえて、
見違えるような状態で戻ってきました。
とてもホッとした。
当初、コンバスは裏板の底部分の剥がれのみを修理してもらうつもりでしたが、
それ以外にも横板にも剥がれ、数カ所に貫通する割れが見つかり、
ここでやらねばいつやるのだ!というわけで、
気になる所は全てお願いしました。
こりゃ絵でも書かないとわからなくなるわってことで、
カルテのような物が作られていて面白かったです。
そして感無量の素晴らしい仕上がり。
音色、量感、弾きやすさ、全てが激変してとても驚きました。
職人さんとお話ししたところ、
内側には他にも数箇所直した跡があるそうで、
これまでのオーナー達も大切に直しながら弾いてきたようです。
ぼくの楽器、古いには古いのだけれど、
有名な人がこしらえたような名器では決してありませんが、
戦禍を免れ、おそらく数人の所有者に大切に直されながら弾かれてきたこと、
そして海を渡ってワシのところに来た不思議。
ちょっぴりずしんときました。
以前、「燃えない限り直せるから」と言われたことを思い出しました。
楽器って凄い。
エレキもこれまた思い切った調整が吉と出てバッチシ。
言われなければそこまではできないよ、
という部分にまで手を入れてもらいました。
でも実はそこがいちばん大事だと思っています。何でもね。
今回得た教訓は「やるなら大胆に」かな。
ますます練習サボれません。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント